起き上がるには、まず背中を後ろ側にして地面に座り、両足(車輪)を地面に対して垂直にします。そしてどちらかの車輪、例えば右の車輪を右手で押さえ車輪が回るのを止めた上で、左手を使って地面から体を持ち上げ、安定している右側の足および脚の方向に押し出すことで起き上がって下さい。起き上がる途中で、左手を地面から左の車輪を安定させる為に左の車輪の上に置き換えてもよいですが、これは特に必要ではありません。もちろん左利きの人や左脚の方が強い人は、左足(左の車輪)を中心にして起き上がるのが簡単です。
もし誰かが起き上がる手助けをしてくれるのであれば、起き上がる際に片方の車輪を手で押さえるようにしてください、そしてもし手助けをして下さる方が片方の車輪を足で抑えるような形を取れれば、車輪が回らないのでより理想的です。
注意事項:常にプロテクターを使用して下さい。スキーやどんなスケートでもそうであるようにチャリオット・スケートでも転倒の可能性はあります。何百時間もの経験を積んでいる、発明者の私でさえ、時には転びます。プロテクターなしでは私でもなんらかの大怪我をしたかもしれません。
はい、タイヤは普通に購入できるもので他の用途にも使われているものです。
軽量タイヤがチャリオット・スケートにはもっとも適しています。またスケーティングの動作はタイヤを速く減らす傾向があるので、タイヤ工場と共同で通常のタイヤよりもゴムの消耗率が少ない軽量タイヤも開発もしました。これらのタイヤは他のどのようなタイヤよりも長持ちする事が分かりましたが、これらも通常のタイヤ用の金型から作られたものですので、サイズだけ合えば、チャリオット・スケートのタイヤは通常のタイヤも使用することが可能です。チャリオット・スケートの後ろ側のタイヤは通常のスケート用のタイヤとなっています。
発明者より:
最初の試作品は16インチの車輪でしたが、190cmの身長の人には車輪が小さすぎました。私の足が大きすぎて車輪内に収まりませんでした、その結果ランドローラーのような角度になり、また主軸が足に近すぎる設計になってしまっていました。2台目の試作品は20インチの車輪でしたが、やはり私のような身長と靴のサイズ(20インチの車輪は150cmから180cmの身長には適しています)には小さすぎました。3台目の試作品は24インチの車輪で、ちょうどよいサイズで私にはこれより小さなものは合わないと感じました。16インチは大人には不適切ですが、子供には最適です。
チャリオット・スケートは車輪部が窪んでおり、足が主軸の下側に位置するようになっているのが特徴です。足の前側が車輪の接地部の上側に位置するようになっています。このユニークな車輪に窪みをつけた設計の為、スポーク付の車輪では足を主軸と車輪の接地部の間に位置するようにできないのです。最初の設計は最先端のアルミニウムを使ったものでしたが重く、硬度が足らないために変形する傾向がありました。少しでも変形するということは、足が車輪に当たってしまうという可能性を意味します。大変小さな歪でさえ、足に車輪が当たる事はなくとも、不安定さやコントロールし難くなるという結果をもたらします。自転車用のアルミニウム製車輪を販売する会社等は説明書にどうやって変形した車輪をまっすぐに直すかといったことを記していますが、横からの衝撃等が大きいスケートなどに関しては、アルミニウム製の車輪はより頻繁に変形することを意味します。ちなみに24インチのアルミニウム製の車輪は1つが1.7キロであるのに対して、カーボン製のものはたったの800グラムです。
果たして誰が片足ごとに5キロの重量のスケートをはいてスケートをすることに興味を示すでしょうか?これでは怪我の原因にもなりかねません。またジャイロスコープ効果(回転儀効果)により車輪の重量はスピードが増すにつれて増加するようになりますので、これは走行時のコントロールにも悪影響を及ぼすことになります。スケートをする際には地上から足を持ち上げ、そして方向を変えて下ろしますが、この動きの中でジャイロスコープ効果でさらに重くなった車輪をコントロールするのは非常に困難となります。
チタンはカーボンと比べて決して安いものではありませんが、チタン製の車輪は良いものかどうか、また大人用のサイズをカーボン以外の材料でどう作れるのかは疑問です。体重の軽い子供用のスケートの車輪に限っては、ファイバーで強化されたプラスチックでもよいと思われます。
ウェブサイトから直接購買される方には、4250米ドルで販売しております。
チャリオット・スケートは1対で約3キロのカーボン繊維を使用しており(カーボン繊維で作られた自転車のフレームと車輪のセットの約2倍の量です)で製造工程は手作りの高級楽器と同じくらい気を使うものです。私たちがこの商品をスポーツ用品店等で販売するのであれば、小売りや卸売りの利益を考慮すると、販売価格はおそらく8000米ドルを超えるものになるでしょう。しかし現段階ではこの販売ルートの検討はせず、ウェブサイトを通じての直接販売とすることで4250米ドルでの販売を可能にしました。
スキー、アイススケート、そしてどんなに高級なローラーブレードでもブレーキはありません、というのもスケーターの技術が上達するにつれてソラロームの動きやTストップなどの技術でスピードをコントロールすることができるからです。チャリオット・スケートにおいても同等の技術を使うことが可能です。
簡単なハンドブレーキ(ビデオを見る):腰を下ろすような姿勢でハンドブレーキを使用するのは初心者にとってはとても効果的な止まり方と下り坂での減速方法です。まず、体の重心を下げ、より体を安定させます。そして、手袋や私たちが開発中の特別に設計したリストガードを使って両方の大きいほうの車輪を掴み、必要な圧力を与えてください。練習する必要はありますが、片方の車輪により大きな圧力を与えることで方向をコントロールすることも可能です。上級スキーヤーがストックを使わずに止まったり、上級のスケートにはブレーキが付いていないように上級のスケーターはこれらのハンドブレーキを使うことはないかもしれません。しかしながら習っておいても損のない技術です。
高度な機械式ブレーキ(CADアニメーションを見る):スケーターの手の位置でハンドレバーを操作して主輪にブレーキをかける方法を試しました。ブレーキのケーブルはスケーターの肘パッドの下の位置とズボンかベルトの後ろ側で固定されています。残念ながらいくつかの困難な点が見つかったため、現時点では開発を中断しています:
主な理由は、
高度な止まり方:
アメリカではサンタモニカのSpoke n Stuffでレンタルに出されています。(地図で場所を確認)
もし日本やお客様がご滞在の国での試乗希望であれば、是非、私たちのニュースレターを購読するか、ご希望フォームを記入してください。もしあなたの在住の地域で試乗の機会があれば弊社から連絡をさせて頂きます。
非常によい運動です。きつい山道をバイクで時速20キロを維持して走ると私(マイケル・ジェンキンス)の平均脈拍は120位ですが、チャリオット・スケートで同じ速度ですと約136の脈拍です。同じ自転車で2時間走っている時の私の平均脈拍は115であり、チャリオット・スケートでは128です。もちろんさらに力を出して自転車に乗ったり、スケートすることは可能ですが、全体的に2,3時間自転車に乗るよりも2,3時間チャリオット・スケートでスケートしたほうが良い運動と感じました。
私の経験から言って、一番良い点は、ホイールスケートは自転車に比べてはるかに楽しいことです。2,3時間ホイールスケートで滑った後でも、とても楽しくて止まりたくありません。とても自由な感覚で色々なテクニックを習得することができます。自転車に1,2時間乗ると私の臀部と手は痛み始めるので、どうやって痛みを減らそうかと考え始めます。ジョギングはとてもよい有酸素運動とは思いますが、それが楽しいというレベルにまだ達っした経験がありません。水泳に関しても同じで、暑い夏には特に良い運動で、チャレンジと努力感はあるのですが、楽しいといったレベルにはどうも到達できません。1,2時間スケートをすることはよりよい有酸素運動であるだけでなく、背筋、腹筋、そして首や肩といったより均等に鍛える必要がある筋肉をも動かすことができます。1,2時間のジョギングや水泳は有酸素運動としてはより優れた運動かもしれませんが、スケーティングはジョギングに比べて膝等に与える負担ははるかに少ないと思われます。
ホイールスケートの大きな車輪は脚や足首に対して大きな圧力を加えるのでは?
その反対です。脚のサポーター部が足首への圧力をなくすので、ローラーブレードなどよりも快適に使用して頂くことが可能です。(ABCの新しい発明家!(ニュー・インベンター)の第21エピソードを参照ください)
私は(発明者)は一度に3,4時間にも渡ってホイールスケートをすることがありますが、まったく不快感を感じることはありません。上海での自転車ショーでは10時間以上連続でホイールスケートを装着していました。私は何年も前にアイススケートで左膝をひどく痛めたことがあり、またそこをスキーでも何度かひねったことがあるので左膝は右膝ほど丈夫ではありません。しかしホイールスケートでは、何度かこけた時でさえ、そこを一度も痛めたことがありません。私にはそれがただ私が幸運だったからか、それとも大きなホイールスケートの大きな車輪に守られたからなのか未だに明確には分かっていません。
あなたがもしすでにスケーターか何らかのスケートの上級者であれば、少しの練習でチャリオット・スケートを使いこなすことができるはずです。テクニックは他のスケートに良く似ていますが、ただ慣れる必要がある部分もあります。スケートの経験のある人によっては、数分でチャリオット・スケートを乗り始める人もいます。
仮にあなたがスケートの経験のない方であっても、チャリオット・スケートを習得するのは他のスケートとあまり変わりません。ローラースケートはローラーブレードに比べて少し習得し易いと思いますが、ローラーブレードとホイール・スケートですと、ローラーブレードのほうが少し易しいかもしれません。¬スケートやスキーの経験がまったくない方は、まずは何らかのスケートを経験してからの方が良いかもしれません。
はい、上り坂をスケートするのは問題ありません。自転車で上ることの出来る坂であればどんな坂でも上ることが可能です。坂がきつければきついほど、速度は遅くなります。きつい坂では足を外側に開いた上体で歩くように上ってください。これはローラーブレードや他のスケートできつい坂を上るのと同じ要領です。坂を上ることにおいてはギア付の自転車のほうが速いです。
初心者にとっては、坂を上るよりも下るほうが易しいと思います。しかしながら、下り坂で慣れてコントロールしながら高速から停止することができるようになると、下り坂のほうがはるかに楽しいものです。
チャリオット・スケートは100キロまでの体重のユーザーに向けて開発とテストがなされています。
体重の重いユーザー向けにいずれはさらにカーボン繊維を増やしたホイールスケートを開発することは考えていますが、カーボン繊維をさらに増やすと重量と価格が増します。よってこれらの要素を検討し、尚且つ多くのユーザーに使用して頂けるように最初のモデルは100キロまでの体重の仕様としています。
ローラーブレードはPU(ポリウレタン)製の車輪を使っており、濡れた表面においては摩擦がありません。しかしながらチャリオット・スケートの使用する車輪は通常の自転車が使う空気の入ったタイヤですから、濡れた路上でもしっかり摩擦力があり、グリップが効きます。
私(チャリオット・スケート発明者)は何度か雨の中でチャリオット・スケートを使用したことがありますが、良いトレーニングでした。チャリオット・スケートの後輪はローラーブレードの車輪と同じPUで濡れた路上では滑るので、使用中は足の踵部及び後輪はあまり使わないようにして、主輪を中心として足のつま先の裏側の部分を中心にスケートする必要があったからです。これはホイール・スケーティングにおいて非常に重要なテクニックです。濡れた路上では十分に注意する必要がありますが、このテクニックを磨く良い機会になったので私は大変楽しみました。チャリオット・スケートは豪雨の中では楽しいものではありませんが、雨のせいで使用を諦めたことは一度もありません。私は一度に数時間を使って40~50キロもの距離を走ります。雨が降り始めても、私はただ単に滑り続けるのみです。
© 2021 Chariot Skates. All rights reserved